うつ病・仮面うつ病

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■ どうしてなるのでしょう?

いろいろな説があり、遺伝、性格的要因(几帳面、協調性が高い、社交的、よく気配りするなど)、神経伝達物質の不足、きっかけとなる出来事によるものなど、様々な説がありますが、最近では神経伝達物質の代謝異常による説が、重要視されています。

このような様々な要因が、複合的に重なり病気を引き起こしていることもあるでしょう。

■ きっかけになる出来事にはどんなものがあるのでしょう?

男性に多いもの:過労、就職、転職、昇進、経済問題など。最近では、リストラ、会社の存続危機など時代を反映する要因も増えているようです。

女性に多いもの:妊娠、出産、家庭内葛藤など。

その他として、病気、怪我、失恋、親しい人の死、対人関係の不和などがあります。

■ どんな症状が現れるのでしょう?

食欲減退、または過食、

入眠困難、早朝覚醒、

熟眠障害、不安感、焦燥感

自分を責める、憂うつ感、

やる気がない、落ち込み、

イライラ、些細なことで泣く

悲しみ、虚無感、悪夢、

死にたくなる、寂しい、寂しい

以前好きだったことにも興味が持てない、

何事もおっくう

他人に対する興味関心がない、

人に会うのが面倒、

電話に出るのも面倒、

判断力の欠如、不安感、

将来に対する希望が持てない、

貧乏になってしまった・・・等の貧困妄想

これらの症状が2週間以上続きます。

■ 治療について

休養と服薬が一般的な治療法です。

■ どんな薬を服用するのですか?

抗うつ剤、安定剤、不眠のある方には、睡眠剤が一般的です。抗うつ剤は、効果が出るまでに2週間以上かかります。はじめの2週間程は、副作用しか出ないことが多くその辛さから服用をやめてしまう人が多いのですが、医師のもとで治したいと考えているならば、医師を信頼して服薬を続けましょう。

はじめに現れる副作用は、慣れてしまえば2〜3週間ほどで大抵治まります。パキシルやルボックス等のお薬を服用していて吐き気が強い場合は、胃薬(吐き気止め)を処方してくれるケースが多いようです。医師に相談してみましょう。

■ 休養の落とし穴

うつ病では、十分な休養が一番大切です。しかし、休養とは文字通り休むことです。これは、「いかに有意義に過ごすか」、ということではありません。せっかくの休みなのだから、片付けをしようとか、どこかに出かけよう、運動しようというのは、本当の意味での休養ではありません。

やる気がでないうちは、何もせずにごろごろしていることが大切なのです。また、家事、仕事、会合などは極力避け、なるべく家族などに手伝ってもらうようにしましょう。(状況により当然異なります。)

しかし、うつ病とうつ状態というのは、病態が違います。うつ状態の人は、無理のない程度に活動することが大切です。

■ 「うつ病とうつ状態の違いについて」

うつ状態とは、抑うつ気分、落ち込み、意欲減退、思考力低下、集中力低下、食欲不振または過食、不眠、ものごとの興味関心がなくなるといった状態をいいます。

うつ病では、これらの症状が2週間以上続き、日内変動(朝気分が悪く、夕方になると比較的良い)があること、抗うつ剤が効きやすいことが特徴的です。今までに経験したことのないようなひどい落ち込みが続きます。(うつ病の回復期にある人は、違った病相を程してくるでしょう。)

うつ病ではなくても、このような状態に陥ることはあるでしょう。例えばショックなことがあった時や、ストレスがたまった時、生理前などは、上のような症状が出ますが大抵1週間程で治まるか、元に戻ってゆきます。これは、病気ではありません。

抑うつ神経症、不安神経症、パニック障害、自律神経失調症、強迫性障害、人格障害、統合失調症、摂食障害などでも、上のような症状が出ることがあります。これがいわゆる「うつ状態」といってよいでしょう。もちろん、これらの病気とうつ病を併発している場合もあります。比較的軽いうつ状態が、長期的に続くことが多いようです。

医師によっては、あえて病名をにごした形でおっしゃる場合もあるようです。はっき知りたいという方は、聞いてみても良いでしょう。また、発症間もない頃は病名が付きにくかったり、経過とともに病名が変わることもあるようです。

医師によって、解釈の仕方や使用する言葉に違いがありますが、私が専門書で調べたことや経験などから総合して、このような見解になりました。

■ 家族や、まわりの方へ
■病気に対する正しい知識をもって接してあげて下さい。

・患者さんはささいな事で不機嫌になったりしますが、本人も好きでイライラしているわけではありません。病気だという事を理解してあげて下さい。

・気分転換のために外出や旅行を勧める、眠れないのは体を動かさないからだと考えて運動を勧めるなどという事がありがちですが、悪化するので禁物です。

・患者さんは、休んでいる自分に対して強い罪悪感を持っています。

 「怠けている」「だらだらしている」などと責める言葉は禁句です。

・また、頑張れない自分に対して自責感や焦りが強くあります。
 「がんばれ」「そんなことでどうする」などの言葉も厳禁です。

*近年、仮面うつ病という病名がよく聞かれますが、本態はうつ病と同じです。身体的な症状が前面に 出て、精神症状に気づかず、患者さんは体の病気だと思い、内科を受診したりします。比較的軽症の うつ病です。 


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