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●原因● まだ解明されていませんが、次のような説が考えられています。 ・近親者からの遺伝説(一般の有病率0.8%、分裂病の親を持つ子供の有病率17%、孫は3%、一卵性双生児の分裂病一致率は8%) ・脳内の神経伝達物質の代謝異常によるもの・性格によるもの(分裂気質と呼ばれており、非社交的、内向的、生まじめ、ユーモアに欠ける、理屈っぽいなど) ・精神的ストレスによるもの ●症状● 4つの病型に分類され、それぞれに症状の特徴や発症後の状態が異なる部分があります。 @破瓜型 思考が止まってしまう、周囲の人や物に対する関心がなくなる、感情を表に出さない、不自然・奇妙な行動、興奮状態となり多弁・多動になる一方で行動力が低下し、無口でじっとしている状態になるなど多彩です。穏やかに発症し、慢性的な経過をたどります。20歳前後が発症のピークです。 A緊張型 反響症状(他人の動作、言語をオウム返しにまねする)、カタレプシー(不自然は姿勢をとらされても、その姿勢を続ける)、話しかけても無口、同じ言動を何度も繰り返す、自発性がなくなる、何もしなくなるなど。適切な治療により、ほぼ病前の状態に回復しますが、再発を繰り返す例もあります。20歳前後が発症のピークです。 B妄想型 妄想が主な症状です。(例)偶然目が合った異性が自分の事を好きだと主張する、自分は皇族だと言い出す、他人に対してあいつは目からビーム光線を出して俺を殺そうとしていると主張するなど。その他の症状として、思考が止まってしまう、作為思考・思考吹入(自分ではなく第三者により無理矢理、思考させられたり、思考を吹き込まれるような事を体験する)など。慢性的な経過をたどります。30歳以降、除々に発病します。 C単純型 思考が空想的、自発性がなくなる、周囲の人や物に対する関心がなくなるなどにより社会生活が困難となります。症状の出方が穏やかなため、発症の時期がわかりにくく浮浪者になるなど、普通の生活や社会生活が送れなくなっていきます。 ●治療● 薬物療法(症状に対する対処療法) 精神療法 生活指導療法(日常生活の指導・作業・レクリェーション) *精神分裂病は、統合失調症という名称に変わりました。 詳しくは、なるほど情報コーナーより、「トピックス精神医療」をご覧下さい。 |
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