女性のメンタルヘルス

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女性は、一生を通して様々な特有のライフイベントがあります。今回は、その様々なライフイベントにおける女性ホルモン及びメンタル面に焦点を当てていきたいと思います。





■思春期■

8〜18歳くらいまでを指します。第二次成長期のはじまりです。この頃から女性ホルモンの分泌量が急激に増えます。そのため、精神的に不安定となります。

9〜14歳くらいで月経がはじまります。女性らしい体つきになり、少しずつ妊娠・出産をするための準備をしていく時期です。

この頃は、進路や恋愛、学校での交友関係などの悩みと重複するため、より不安定になりやい時期です。 

■月経■

月経トラブル1 月経困難症

月経中の不快な症状です。腹痛・腰痛・頭痛・吐き気・下痢など。なかには、寝込んだり、会社や学校などを休まなくてはならない程ひどい人もいるようです。

月経痛は個人差がありますが、ひどい人は本当にひどいものです。ひとつのストレスといってもよいでしょう。

月経トラブル2 月経前緊張症

ホルモンバランスが乱れることにより起こるものです。月経前に様々な不快な症状が現れます。


★ポイント★


月経痛があまりにもひどい、出血量が多すぎる場合、子宮筋腫、子宮内膜症などの可能性も考えられます。気になる人は専門医を受診しましょう。 また、上記のような病気ではないものの、市販の鎮痛薬では治まらないという人もいるようです。学校や会社、日常生活に支障をきたしている場合は、専門医を受診し、相談されるとよいでしょう。

鎮痛剤は、痛みがひどくなる前に飲んでおくといいそうです。(私もそうしていますが、痛くなってから飲むよりも早く作用してくれます。)体を暖め、冷やさないようにししましょう。

1、2とも基本的に病気ではありませんから、あまり神経質にならないことも大切です。メンタル面に支障が出てくることがあるので、自分なりの軽減法やストレスの解消法を見つけておくとよいでしょう。月経トラブルの辛さは、男性に理解されないという点もあるでしょう。

■妊娠■

妊娠をすると、胎児が成長し、出産を迎えるための準備が着々と始まります。ホルモンバランスが大きく変化するために、様々な不快な症状が現れます。精神的に非常に不安定となり、ほんの些細なことでも感情が乱れるようです。また、これから迎える出産・育児への不安も大きいでしょう。

妊娠時に心の病を発症する人もいますが、一過性の場合もあります。神経症の場合病気か病気でないかの線引きが困難なところもあり、妊娠時以外でも一時的に神経症的になることは誰にでも起こりうることです。
妊娠時は、大抵の人がかなりの情緒不安定になるようです。このようなことから、妊娠時の精神状態をみるとき、病気の範囲内であるのかどうかが、難しいところではないでしょうか?

元々、心の病を持っている(いた)人は、悪化したり再発したりすることが多いようです。

■出産■

出産後は、女性ホルモンが急激に減少するため、情緒不安定になりやすい傾向があります。出産後のトラブルとしては、産後うつ病、マタニティーブルーなどがあります。マタニティーブルーの場合、一過性のものですので、多少の情緒不安定などは、あまり大げさにとらないほうがよいでしょう。しかし、なかには実はうつ病だったということもあるでしょう。

マタニティーブルーの場合は、およそ1ヶ月程で解消します。あまり長引いたり、症状がひどすぎるようであれば、まずは、婦人科で相談してみるとよいでしょう。

■閉経■

女性ホルモンの分泌量が急激に低下するため、様々な症状が出ます。この時期は、親の介護問題、子供の進学・就職問題、子供が自立し、生きがいをなくす、などの様々な問題と重なるため、より精神的にダメージを受けやすくなります。


■女性ホルモンの乱れが、心身に不調をきたす原因■


女性ホルモンの放出を命令しているのは、視床下部です。この視床下部は、自律神経の調整を行っている場所でもあります。そのため、女性ホルモンが乱れると、その調整をするために自律神経の調整がおろそかになりやすいのです。そのため、自律神経は乱れやすくなり、心身に不調をきたすのです。


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