お薬まめ知識

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私たちが日頃感じている、お薬の素朴な疑問や病気の予防法など健康に役立つ、「お薬まめ知識」のコーナーです。
案外知っていそうで、知らない、または誤解していた、薬に関する常識・非常識・病気の予防法などを教えていただきましょう!



福田 健二先生  薬剤師(ファーマシスト)


元気とパワー溢れる薬剤師さん。専門は、薬関係一般であるが、彼独自の知識と経験をもとに、予防医学の立場からも、いろいろとお話を頂けるものと思います。その他、海外青年協力隊の医療チームとして、パプアニューギニアに赴き、現地のリーダーとして活躍。多くの尊い人命を救った。

    

■頑張るママ&ママたまごのための*お薬まめ知識■

1、妊娠中ですが、薬は絶対に飲んではいけないのですか?

A1、妊娠中は、絶対に薬を飲んではいけないということはありません。ただ、胎児に危険を及ぼす薬もありますので、必ず医師に相談してから服薬して下さい。

Q2、赤ちゃんの薬について質問します。うちではよく、粉薬をミルクにまぜて飲ませているのですが、友達に「あまりよくない」と言われました。ミルクに混ぜると、薬の成分に、なにか影響があるのでしょうか?

A2、一般的にはミルクに混ぜると薬の成分が変わってしまうというのは誤りです。ミルクに混ぜるとなぜいけないかというのは、おそらく、赤ちゃんがミルクを嫌いになってしまう可能性があるからでしょう。成分は変わらなくても、味は変わってしまいます。

同じように、ご飯や豆腐など、ぜひ食べさせたいようなものに薬を混ぜて飲ませると、薬の味のせいで、嫌いになってしまうことがあるので、さけたほうがいいでしょう。 また、熱い牛乳やおみそ汁に混ぜると、成分が変わってしまうこともあるので、注意して下さいね。混ぜるのに適しているものは、以下の通りです。

*アイスクリーム / ヨーグルト /プリン /ジュース / ココア風味のもの(味が濃くて、薬の味がわかりにくいもの。冷たくてあまいので、赤ちゃんでも食べやすい)

*注意*
食べ物と混ぜてはいけない薬もあるので、あらかじめ医師に相談して下さい。また、一部の抗生剤はミルクの中のカルシウムと吸着することによって抗生剤の効果が弱まってしまう場合があります。ミルクに混ぜないほうが良い薬もあります。医師や薬剤師に相談して下さい。

■女性のための*お薬まめ知識■

Q3、ピルは副作用がわりと強いと聞きますが、どんな副作用があるのですか?

A3、吐き気、体重増加、頭痛、不正出血などです。次第になくなりなすが、あまりにもひどい場合は、医師に相談しましょう。

Q4、慢性疾患で、妊娠前から薬を飲んでいますが、子供は諦めるしかないのでしょうか?

A4、必ずしも、出産できないということはありません。減薬したり、他の薬に変更することで、大体は可能です。医師に相談してみましょう。あくまでもお母さんが健康な体を維持することによって胎児の健康が保たれることとなります。

■心の病の人のための*お薬まめ知識■

Q5、不眠がひどいのですが、睡眠剤は依存的になると聞いて、怖くて飲めません。薬なしでは眠れなくなってしまうとかあるのですか?

A5、睡眠剤の依存性は、否定できませんが、麻薬のような強い依存性はありません。医師の処方を正しく守って服用すれば、睡眠剤を飲まなければ眠れなくなるというようなことは、かなり稀です。

Q6、うつで、ドグマチールを服用していますが、服用しはじめてから生理が遅れ気味です。副作用でしょうか?

A6、ドグマチールには、生殖機能を低下させる副作用があります。そのため、生理が遅れたり、人によっては無月経になる場合もあります。うつ治療を受けている方は、そちらを優先し、症状改善を待ってドグマチールを減量または、他の薬に変更することがあります。それにより女性ホルモンのバランスを以前と同じ状態に戻すことができるからです。すぐに妊娠を考えている方は、うつの状態をふまえ、薬の変更が可能か、医師に相談することが必要です。

■一般的な*お薬まめ知識■

Q7、ジュースやお茶で薬を飲むことがありますが、問題ないでしょうか?

A7、大抵の薬は問題ありませんが、中には、牛乳、乳製品、ジュース、お茶などと一緒に飲むのは望ましくない薬もあります。医師や薬薬剤師に聞いておくと良いでしょう。

Q8、一緒に飲んではいけない薬はありますか?

A8、飲み合わせの良くない薬は存在します。医師や薬局の薬剤師に聞いて下さい。また、病院をかけもちして薬をもらう場合は、必ず現在飲んでいる薬を伝えておきましょう。

Q9、食前薬というのは、食事の何分前に服用すれば良いのでしょうか?

A9、食事の30分程前に服用するのが良いでしょう。

Q10、食間とはいつのことですか?

A10、食後2、3時間たったころをいいます。

Q11、抗生剤は強い薬と聞きますが、怖いので、症状が落ち着いたら、残っていても飲むのをやめても大丈夫でしょうか。また、1日3回飲まなくてはいけませんか?

A11、医師は、だいたい何時間ごとに飲めば、効果的に病原体をやっつけられるか、ということを考えて、1日何回飲むように、と指示するのです。指示された回数は、できるだけ守って飲んだ方が、効き目があります。

Q12、以前、かぜをひいて病院へ行ったところ、一週間分の解熱剤をもらいました。まだ残っているのですが、これはどのくらいもつのでしょうか。 

A12、座薬や粉薬の場合、冷蔵庫などに入れておけば、1年間はもちます。しかし、風邪など急性の疾患でもらった薬はその時の状態に応じて薬を選択しているので、事前に医師から使っても良いという指示がなければ、勝手に服薬するのはやめた方がよいでしょう。
自己判断で抗生剤や解熱剤を使用てしまうと、症状を抑えてしまうので、本来の病気の発見を遅らせてしまう場合があります。ただ、慢性疾患で同じ薬を処方されている場合は1年前の薬を使うことは問題ないでしょう。

また、赤ちゃんが飲むシロップの場合は、薬だけでなく精製剤や甘みが加わっているため、ほぼ2週間しか持ちません。
 
粉薬は湿気を吸うと成分が変化するので、必ず密封できるポリ袋やタッパーに入れて保管して下さい。


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