PTSD・災害ストレス

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近年、多くの研究者達の間で、ごく近い将来「東海地方」、「南関東」において大規模な地震が発生すると予想されています。特に大都会東京においては、大都市の様々な構造により、阪神淡路大震災をはるかにしのぐ被害がもたらされるとされています。震災によりもたらされる被害予想は、多角的な視点から様々なデータが出されています。こうした物理的被害の他に、とても重要な被害が発生してきます。

それは震災を体験する私達人間の心なのです。その代表ともいえるのが、PTSDではないでしょうか?

PTSDにならなかったとしても震災後の人々の心は大きなストレス状態にさらされます。阪神大震災や三原山の噴火後はマスコミなどでも、心について取り上げられるようになりました。また、大きな鉄道事故後、カウンセリングを受けさせるために、鉄道会社は、カウンセリングのための手配をしました。

東海や東京の大地震に限らず、私達はいつ何時、災害や事故に遭遇するかわかりません。今回はこういった出来事が起こる前に、心に傷を負うとどうなるのか、どうすればよいのか?また、身の周りの人が遭遇したら・・・などの視点からストレスによる心の傷について、主に震災に焦点を当てて考えて行きたいと思います。



・ガスコンロ、暖房器具などの使用による火災
・一般道路、高速道路が崩壊し、交通事故やガス爆発が起こる→火災
・電車の脱線事故、交通機関のストップ
・家屋の倒壊
・ビルの倒壊によるガラスやビル内の物品、看板などの落下
・ライフライン(電気、ガス、水道のストップ)
・一般電話、携帯電話の通話困難
・地下街などの多くの人が逃げようと出入り口に殺到する→圧死事故

     ↓

・家を失った人、帰宅難民になった人、危険区域にいる人の避難所生活
・死者の発生(家族・親しい人を失う)
・火災の拡大
・負傷者が続出
・衣類、食物の不足
・暑さ、寒さ
・生活レベルの低下(風呂やトイレなど)
・情報網のストップ、混乱
・医療機関の混乱
・消防、救急隊の混乱・悲惨な光景を目にする

     ↓

これらのほとんどが、ストレッサー(ストレス因子)となります。そして多くのストレス反応や、PTSDを引き起こします。震災を体験するとイライラしやすく、なげやりになったりする傾向があります。こうした背景から、震災後にレイプや窃盗事件が多発するのではないかと思います。

 -成人の場合-

・イライラしやすい
・睡眠障害
・気持ちが投げやりになり、生活が乱れる
・出来事に遭遇した時の夢を繰り返し見る
・出来事に遭遇した時の光景が何度もよみがえり、頭に浮かぶ

多くの人は自然に回復していきますが、時間がかかることもあります。
そして一部の人はPTSDを引き起こします。


●幼児期●
・以前よりも甘える
・母親の側を離れない
・1人でトイレに行けないなどの赤ちゃんがえり

●学童期●
・無気力になる
・イライラしやすく、乱暴な行動が見られる
・引きこもる

●思春期●
・不登校
・非行に走る
・乱暴な行動


被害に遭う

  ↓

・「このような体験をしたら、精神的苦痛を味わうのは当然」 (本人・周囲)
・体験した事に直面するのを避ける
・体験や苦痛を自ら進んで話そうとしない
・カウンセリング、治療を受けなくてはならないと言われると新たなストレスのように感じる
・苦痛であっても治療を受ける程の事ではないと考える 



PTSDとその予防法についての説明です。

PTSD・その2




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