まいの闘病日記(第7回)
| ■第7回■ 嘔吐恐怖のはじまり |
前回の病院の先生にがっかりさせられた私ですが、その時の私は医師を頼るしかありませんでした。 それからは、病院を転々とする、いわゆるドクターショッピングを繰り返す日々。そんな中、とある病院へ行く途中でのことです。突然激しい不安感に襲われ、息苦しくなり吐き気や冷や汗が出てきました。 歩くこともままならず、立ち止まってしばらく深呼吸をしていると、だいぶ楽になりました。これが私にとってはじめての不安発作だったようです。こんなことが2回程起こったのですが、いつもの症状がちょっと悪化したようなものかなと思い、あまり気になってはいませんでした。 しかし、忘れもしない11月30日。この日が私の、のどつかえ(のどに何かつかえている感じがする)、吐き気地獄の始まりでした。 この日は、親戚のおばさんが私の家に遊びに来ていました。そしておばさんは、気分が悪くなり、嘔吐してしまったのです。私は、その場にいなかったので、その光景を目にしたわけではありませんが、話し声から状況を察することはできました。そして何となく嫌だなあと思ったのです。 その日の夕方、突然吐き気が起こりました。胃薬を飲んでも治まらず、常にムカムカしている状態が2・3日続きました。内科の病院の胃薬を飲んでも、やはり治まりません。次第に私は外出することが恐怖となり、病院に行くことさえできなくなってしまいました。こんな小さな出来事が、きっかけになったのかどうかはわかりません。しかし、この11月30日を境に地獄のような日々を過ごして行ったのは確かなのです。 私は、一体この状態は何なのか、早く抜け出したいという一心で家にある限りの本を出して調べたり、あれこれ考えたりしました。精神的なものではなく、本当に胃が悪いのではないかとも思いました。しかし、入院時に胃の検査をした時は何の以上もなかったし、胃薬が全く効かないのに胃に異常があるというのは考えにくかったのです。私は、実際に吐いてしまうということは一度もありませんでした。ただ、「外へ出て強い吐き気に襲われたらどうしよう」「人前で吐いてしまったらどうしよう」という考えが私の頭の中を支配していたのです。私は、暗い暗いトンネルの中を歩き出していました。 |
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