こころの休憩室(第4回)

第4回 ●心病める国日本●


 

私たちは、20世紀という時代に大きな忘れ物をしてしまいました。それは「心」です。20世紀という時代は「モノ」の進化が急速に発展していった時代です。私たちの生活はとても便利になり、物質的にはとても豊かになりました。しかし、21世紀を迎えた今、私たちの心は、本当に豊かであるといえるのでしょうか?連日、耳にするニュースからは残酷な出来事ばかりが聞こえてきます。なにか日本全体が病んでいるという気がします。

「Mr.children」の ”タイムマシーンに乗って”という曲の歌詞のなかに”How do you feel?(直訳・あなたは、どう感じていますか?)飽食の土地で優雅に息する気分はどんなだい?”と、投げかけている部分があります。私たちは、おいしいものを食べ、着飾って街を歩いています。そしてそれは、一見とても幸せそうにみえます。しかし、それは物質的な豊かさであって、「みせかけの幸福」でしかないように感じてなりません。

物資豊かであることは、それはそれで幸せであるという考えもあるでしょう。当然のことです。ここで、私が訴えたいことは、私たちは、心の貧しさを隠すかのごとく、物質的なモノに依存し、それを幸せのバロメーターとしているのでは・・・ということです。どこか満腹そうで、本当は飢えているのかも・・・。

では、心の豊かさを取り戻すには、どうしたらいいのでしょうか?一人一人が、自分の胸に手をあてて考えてみて下さい。その答えは、一つではありません。個人の価値観によるところが大きいと思います。

しかし、向かうところは一つのような気がしてなりません。生きていくうえで大切なもの。それは何か?

答えは、案外あなたの身近なところにあるのかもしれません・・・。

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